ある本との出会いで考え方が変わった

25歳の時、ある本との出会いで自分の考え方ががらっと変わりました。その本は、京セラの創業者である稲森和夫さんの「生き方」という本です。有名なのでみなさんも一度読んだことがあるかもしれません。

当時の自分は社会人3年目で、恥ずかしながら、働く目的=給料を稼ぐという程度の考えしかありませんでした。学生のアルバイトの延長というイメージでしょうか。そんな時にこの本を読んで衝撃を受けました。こんなすごいことを考えながら仕事をしている人が、この世の中にいるんだ!という驚きは今でも覚えています。

利他の心

この本で、稲盛さんが何より大切に書いているのが「利他の心」です。世のため、人のために役に立つためにはどう働けばいいのか、それを考え実践し、日々努力することで自分を高め、最終的に社会に還元していく。そのためには、

  • 思いやりの心
  • 自分を律する心
  • 常に前向きに努力する心
  • 感謝する心
  • 謙虚で誠実な心

などが求められます。言うことは簡単ですが、日々実践することは難しいですよね。ふと楽をしようとか面倒なことは避けようとか、自社のことだけを考えてお客様のことを考えることが疎かになったり。そういう弱くなりそうな自分を抑えて、世のため人のために役に立つという考えを持つことが大切なことだということを学びました。

税理士業にもあてはまる

税理士業もお客様あっての仕事です。また、製造業などの目に見えるモノを販売するのと違い、自分の知識や経験を武器に、サービスを販売する職業です。常にお客様の役に立つにはどうしたらいいか、また現状維持では満足度は下がっていきますので、満足し続けてもらうためにも自己研鑽が欠かせません。今後は独立していくにあたり、なおさらこの意識を強くしないといけないなと実感しています。