税理士試験はマラソンのようなもの

税理士資格の取得を目指し、専門学校を受講している場合、9月は翌年の8月の試験に向けて、新しく授業が始まる月となります。

とにかく毎日続ける

税理士試験は年1回の試験。合格に向けて1年間の期間をかけて準備をしていくことになります。残念ながら不合格だった場合は、同じ科目を1年かけて再チャレンジすることもあります。また5科目すべてに合格するために、通常であれば複数年かけて勉強をしていくことになり、私の場合は10年間かかりました。

1年間という時間は、長いようで短いものです。また、感情にも波があるので、勉強に対してやる気がある日、どうしてもやる気のない日も出てきます。やる気がある日はいいですが、やる気のない日にどう勉強をすればいいか。感情とは別に毎日続けるための工夫が必要です。私の場合は、

  • 毎朝一定の時間に起きる
  • 勉強時間を固定化させる

ことを意識していました。集中できる時間は人それぞれですが、私の場合は朝が一番集中できる時間帯ですので、起きたらすぐに勉強をするということを毎日続けていました。またどうしてもやる気が出ない日でも、まずは15分勉強してみようとハードルを下げて取り組んでいました。

毎日続けていくことで、逆に勉強をしないことが何か気持ち悪いという感覚になれば、習慣化が出来たということかと思います。前に専門学校の講師が、歯磨きをするように勉強をしろと言っていました。習慣となっていることで、しないと何か落ち着かないということを、勉強でも同じ感覚になるまでやるということかと思います。

私も受験時代は、このまま勉強していても合格できるのか、いつまでも合格できなかったらどうしようと不安になる日もありましたが、やはりその日その日を集中して、やるべきことに取り組むことを毎日続けることで合格することができました。税理士資格を取った後の期待や試験勉強中の不安などの様々な感情を自分の中で楽しむくらいの気持ちで取り組むといいかもしれません。